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妊娠力アップのための「血液」の循環力 [健康]

妊娠力アップのための「血液」の循環力


 私たちの体は、常に血液が循環しています。血液が、脳から手足の末端に至
るまで循環することにより生命活動を維持しています。ここでは、妊娠力向上
の手がかりとなる「血液」の循環力についてみていきましょう。





妊娠力アップのための「栄養素」の循環力




血液は体の“ライフライン”

 血液循環は、私たちの体の生命線です。血液は、個々の細胞や組織に酸素や
栄養素、ホルモンなどを運搬して、不要な二酸化炭素や老廃物を運び出してい
ます。
 一般的に、血液循環の力は、血液量や血液粘度などが関係しています。栄養
不足や貧血などでこの血液量が減少すると、脳は生命を守るために心臓や腎臓
などに血液を優先的に送ろうとします。その結果、生命維持の働きとしては優
先順位が低い卵巣や子宮などへの血流は滞ってしまいます。また、ストレスや
食事などが影響して血液粘度が増すと、血液がドロドロになるため循環が滞っ
てしまいます。




血液循環が悪化すると・・・

 血液循環が悪化すると、次のような影響が現れやすくなります。


<母体への影響>
 卵巣の機能が低下して、卵子を包んでいる卵胞の発育に影響を与えて卵子の
質の低下や排卵障害などにつながります。また、子宮の機能が低下して、子宮
内膜の環境悪化から受精卵が着床しづらくなります。さらに、切迫早産(正期
産と呼ばれる妊娠37~42週未満より前に、子宮の平滑筋収縮が頻回に起こり、
子宮の出口である子宮口が開き、胎児が出てきそうな状態や破水してしまった
状態)や難産につながることもあります。



<胎児への影響>
 胎児は、母体から胎盤を通して酸素や栄養素を取り込んでいるため、母体の
血流が悪化すると酸素や栄養不足に陥り、発育不全や低体重児などにつながり
ます。





毎日の生活で血流アップ

 普段の生活習慣の中で、血液の循環力を向上させるためには、どのような生
活習慣を送ればよいのでしょうか。ポイントを押さえておきましょう。


①入浴・衣類
 入浴は、体の芯まで温めるためにも湯舟につかるようにしましょう。入浴は、
リラックス効果もあるためストレス緩和にもつながります。また、体を締め付
ける衣類は避け、保湿性や発熱性の高い素材のものを着用するなど体が冷えな
い服装を心掛けましょう。



②食事
 栄養素は、血液に乗って全身を巡るため、過剰な糖質やコレステロールなど
の摂取は血液がドロドロになって血流を悪くします。食事は、ビタミンCやビ
タミンE、パントテン酸など血行促進に働く栄養素を意識して摂取し、バラン
スのとれた食生活を心掛けましょう。また、カフェインは、血管を収縮させ、
血流を悪化させるため、控えるようにしましょう。



③運動
 筋肉は、血液を循環させる働きがあります。そのため、運動不足で筋力が低
下すると、血流が悪くなるため、適度な運動を心掛けるようにしましょう。


④ストレス
 ストレスが多い状態は、交感神経が優位になり、血管が収縮し血行不良にな
ります。また、ストレスは白血球の粘着度が増して、血液をドロドロにします。
ストレスをため込まないように上手に発散していきましょう。



⑤睡眠
 夜更かしは、自律神経のバランスを崩して血流を悪くします。精神的に落ち
着く環境をつくり、質のよい睡眠を目指しましょう。



⑥禁煙
 たばこの煙に含まれるニコチンなどは、血管を収縮し血流を悪くします。そ
のため、禁煙はもちろんのこと、喫煙者や喫煙場所にも近づかないようにしま
しょう。




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妊娠力アップのための「栄養素」の循環力 [健康]

妊娠力アップのための「栄養素」の循環力


 食事から取る栄養素は、母体の健康管理のためにも、胎児の成長のためにも
欠かすことができません。では、どのような食生活を送り、栄養素を循環させ
ればよいのでしょうか。妊娠力向上の手がかりとなる「栄養素」の循環力に
ついてみていきましょう。





”着床力”と“育む力”には「3つの性ホルモン」妊娠力アップのための循環力



<食事の基本>
 妊娠力を上げるための食事の基本は、次の通りです。
・1日3食バランスのよい食事を取りましょう
・妊娠高血圧症群予防のため、食塩は控えめにしましょう
・適正体重管理のために、油脂類・糖質は控えめにしましょう
・不足しがちなビタミン・ミネラルを十分に取りましょう
・たばこ・アルコールは、やめましょう
・便秘予防のため、1日1回排便の習慣を付けましょう




<注意が必要な栄養素>
 摂取する上で特に注意が必要な栄養素についてみていきましょう。


●糖質・タンパク質・脂質
 エネルギー源となる糖質やタンパク質、脂質は、少なくても多すぎても注意
が必要です。母体だけでなく胎児のためにも必要なエネルギー量が増えますが、
不足すると低体重児につながり、胎児の発達や発育に影響を及ぼします。
また、生活習慣病などになるリスクも高まるといわれています。
 一方、栄養過多は、巨大児につながり難産になる可能性が高まります。また、
妊娠高血圧症候群や妊娠時糖尿病になると、血液循環が滞って胎児発育不全や
低出生体重児、低酸素症などになり、脳にも影響が現れることがあります。最
悪の場合には胎児が死亡してしまうこともあります。




●鉄
 鉄は、受精卵が着床して育つベッドである子宮内膜をつくる材料になり、子
宮内膜を整えて受精卵の着床力アップに作用します。また、妊娠中に貧血にな
りやすい原因として、妊娠すると血液の細胞成分である赤血球よりも液体成分
である血漿の方が増加して、相対的に血液が希釈されてしまうことや母体より
胎児に優先的に血液が送られることが考えられます。そのため、赤血球の材料
である鉄を多く含む肉や卵黄、大豆製品などの積極的な摂取を心掛けることが
大切です。




●葉酸
 葉酸は、胎児の脳の発育を助けたり、神経組織をつくる働きがあります。妊
娠初期に不足すると、神経管閉塞障害(脳や脊髄がうまくつくられない先天障
害)の発症リスクが高まります。そのため、葉酸を多く含む野菜や果物、豆類
などを意識して摂取するようにしましょう。
 また、葉酸は、ビタミンB₁₂と協力し合って造血作用に働くため、ビタミン
B₁₂を多く含む肉や卵などと一緒に取りましょう。


 新しい生命を授かり育むためには、摂取する栄養素に注意し循環させること
が必要となります。
 
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”着床力”と“育む力”には「3つの性ホルモン」妊娠力アップのための循環力 [健康]

”着床力”と“育む力”には「3つの性ホルモン」

 受精卵の着床や着床後に受精卵を育む力には、性ホルモンが関係しています。









胎児特有の血流路「胎児循環」 血液循環のルート



<女性ホルモン:エストロゲン、プロゲステロン>
 女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンがあります。エストロゲ
ンは、受精卵が着床して育つベッドである子宮内膜の増殖などに、プロゲステ
ロンは、受精卵が子宮内膜に着床しやすい状態に導き、妊娠の継続などに関与
しています。
 エストロゲンとプロゲステロンの分泌量は、増減していて28日前後のサイク
ル(性周期)を繰り返しています。
 月経がはじまると、卵巣の中では卵胞(卵子と包んでいる袋)が成熟を開始し、
自らエストロゲンの分泌を開始します。エストロゲンは、らせん動脈などの血管
や子宮膜がある機能層を肥厚・増殖させて子宮内膜を厚くし着床を促します。

 増殖期の間、成熟を開始した卵胞は、1個だけが完全に成熟し、性周期の14
日ごろに卵胞の壁が破れ、卵子が排出されます(排卵)。そして、排卵後、卵胞
は黄体となり、プロゲステロンを分泌します。プロゲステロンは、子宮内膜の
子宮腺を増加させて分泌液を増やし、それと同時に子宮内にあるらせん動脈な
どの血液量を増加させます。血液量が増加すると、子宮内膜の血液循環が促進
し、十分な栄養素を子宮内膜に循環させて子宮内膜をふわふわで厚くした状態
を維持させるように作用します。

 妊娠が成立しなかった場合は、この2つのホルモンの分泌が減少することで、
子宮内膜が脱落して血液とともに体外へ排出されます(月経)。妊娠が成立した
場合は、エストロゲンとプロゲステロンの分泌は上昇し、妊娠の継続、つまり
受精卵を育む力を維持していきます。

 このように、子宮内膜の厚さ・状態は、受精卵の着床力と受精卵を育む力に
大きく関係しています。受精卵が着床するベッドである子宮内膜は、エストロ
ゲンの働きによって厚くなりますが、排卵後にプロゲステロンの分泌量が増え
ることで子宮内膜の厚みを維持し、受精卵を育んでいきます。




<男性ホルモン:テストテロン>
 男性ホルモンには、テストテロンがあり、精子の質に重要で、受精卵の着
床力に大きく関係しています。
 テストテロンは、ライディッヒ細胞と呼ばれる精巣の精細管の付近から分
泌され、精子形成促進や男性機能の増進、勢力増強、性欲亢進などに関与して
います。テストテロンの分泌量は、女性ホルモンのような並みの変動はありま
せんが夜眠っている間に分泌されて昼の活動で消費されていきます。




<3つのホルモンの分泌向上のためには>
 エストロゲンとプロゲステロンの分泌を向上させるためには、良質な睡眠や
栄養バランスが整った食生活、冷え対策などを心掛けることです。また、テス
トテロンの分泌を向上させるためには、亜鉛の摂取や睡眠時間の確保、筋力
トレーニングなどを心掛けることです。
 そして、これら3つのホルモンの分泌向上に必要な共通の生活習慣は、自律
神経を整えることです。自律神経が乱れると、ホルモン分泌の司令塔である視
床下部に影響を及ぼし、ホルモン系統に乱れが生じてしまいます。
すると、卵子と精子の質や子宮内膜の状態が低下し、受精卵が子宮内膜に着床
しづらくなってしまいます。

 自律神経を乱す主な原因としては、3つあります。1つ目は、過度なストレス
です。過度なストレスを感じると、自律神経を司る視床下部はストレスを生命
維持に関与する大問題と捉え、ホルモンの分泌が妨げられてしまいます。2つ目
は、睡眠不足です。睡眠不足になると、脳が疲労し視床下部が正常なホルモン
のコントロールをできなくなってしまいます。3つ目は、冷えです。ホルモンは、
血液循環の流れに乗って全身へ巡るので、冷えによって血流が悪化するとホル
モンの循環がうまくいきません。
 自律神経を整えるためには、ストレスの発散や十分な睡眠の確保、冷えの解
消などを心掛けることが大切となります。


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胎児特有の血流路「胎児循環」 血液循環のルート [健康]

胎児特有の血流路「胎児循環」




新たに形成される「羊水・卵膜」「臍帯」「胎盤」



 胎児は、肺が呼吸器として機能していないため、胎児特有の血流路が存在し
ています。これを胎児循環といいます。胎児循環の大きな特徴は、心臓から肺
へと向かうはずの血液が流れないことにあります。

 ではまず、成人の血液循環を把握しておきましょう。血液循環には、大きく
分けて2つのルートがあります。右心室から肺動脈を経て、肺でガス交換をし
た後、肺静脈から左心房に戻る血液循環と、左心室から大動脈を経て、全身の
毛細血管と細胞の間で物質交換をした後、下大静脈と上大静脈から右心房に戻
る血液循環があります。
 では、次に胎児循環についてみていきましょう。




<胎児循環>
 胎児の血液循環には、「静脈管」「卵円孔」「動脈管」など特殊な循環経路が存
在します。したがって、成人の血液循環とは大きく異なります。
 肺呼吸をしていない胎児は、胎盤でガス交換を行います。胎盤から酸素や栄
養素をもらった血液は臍静脈を経て、主に「静脈管」を通って下大静脈へと流
れます。この下大静脈には、胎盤から流れた血液と下半身から戻ってきた血液
が混ざり右心房へと流れます。右心房と左心房との間には胎児特有の「卵円孔」
と呼ばれる迂回路があるため、胎児の血液は右心房→卵円孔→左心房へと流れ
ます。そこから、左心室→上行大動脈へと流れた後、頭部・上半身に循環する
経路と腹大動脈から下半身に循環する経路があります。

 頭部・上半身から戻った血液は、右心房→右心室を経ますが、ほとんど肺に
流れずに、「動脈管」を通って、一部は腎臓や下肢など下大静脈へ、残りは臍
動脈を経て胎盤へ流れ込みます。

 ところが、出生の瞬間、酸素を受け取る場所は、胎盤から肺へと移るため、
新生児が「オギャー」という産声とともに肺を精一杯膨らませて自らの肺で酸
素と二酸化炭素のガス交換を行い、自発呼吸を開始します。そして、出生後の
肺呼吸とともに胎児特有の迂回路である静脈管、卵円孔、動脈管は、自然と閉
塞していきます。




<胎児循環>
●胎盤から胎児へのルート
胎盤→臍静脈→静脈管→下大静脈→右心房→卵円孔→左心房→左心室→上行大動脈→全身


●胎児から胎盤へのルート
頭部・上半身→右心房→右心室→動脈管→腹大動脈→臍動脈→胎盤
                  (下半身)


 このように、子宮の中では驚異的な変化が次々と起こり、胎児を育んでいきま
す。
  


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新たに形成される「羊水・卵膜」「臍帯」「胎盤」 [健康]

新たに形成される「羊水・卵膜」「臍帯」「胎盤」


 胎児が成長していく過程で、子宮の中で羊水や卵膜、臍帯、胎盤という胎児
付属物がつくり出されます。では、これらの胎児付属物の役割についてみてい
きましょう。





子宮の「伸縮力」 母体と胎児の変化




<胎児は羊水>
 胎児は、子宮内を満たしている羊水に包まれて成長していきます。羊水の大
部分は水分で、そのほかは胎児の皮膚細胞や胎脂(胎児の皮膚の脂肪)などが
浮遊しています。また、ホルモンなども含まれています。
 羊水は、妊娠初期には羊膜という胎児を取り囲む卵膜の一番内側の膜や胎児
の皮膚などから産生されたり、母体血液から浸出されます。妊娠中期以降は、
胎児の気道からの産生が増え、さらに胎児尿が羊水の大部分を占めるようにな
ります。
 胎児尿とは、胎児が羊水を飲み込み、肺や小腸などから吸収し、腎臓でろ過
して排出したものです。このときろ過してできた老廃物は母体へ送られるため、
胎児尿には老廃物が含まれません。
 では、羊水はどのような役割を担っているのでしょうか。羊水には、外から
の衝撃緩衝や抗菌、体温保持などの役割があるほか、胎児が羊水の中で自由に
浮遊し体を動かすことで筋肉や骨の発達を促進したり、胎児が羊水を飲むこと
で胎児呼吸様運動(肺呼吸の練習)になります。さらに、陣痛がはじまると羊
水が胎児の通り道となる子宮口を広げ、潤滑油としてスムーズな出産状態をつ
くります。




<母体と胎児をつなぐ臍帯>
 胎児の腹部から伸びた臍帯(へその緒)は、長さ40~60cmのひも状で、胎盤
とつながっています。臍帯の中には、1本の臍静脈と2本の臍動脈が通っていま
す。臍静脈は母体から胎児へ生育に必要な栄養素や酸素を運搬し、臍動脈は胎児
から老廃物や二酸化炭素を受け取り、胎盤に運んでいます。
 心臓から出る血管を動脈、心臓に入る血管を静脈といいます。また、酸素を豊
富に含む血液を動脈血、酸素の少ない(二酸化炭素の多い)血液を静脈血といい
ます。しかし、臍動脈は胎児から胎盤へ二酸化炭素を多く含む静脈血を運んでい
ますが、胎児の心臓から出るので“動脈”、臍静脈は胎盤から胎児の心臓へ酸素
を多く含む動脈血を運んでいますが、胎児への心臓に入るので“静脈”の名称が付い
ています。





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子宮の「伸縮力」 母体と胎児の変化 [健康]

 子宮は、受精卵を着床させ、胎児を守り育むための力を持った臓器で、妊娠
すると胎児の成長に伴って大きく変化します。では、その変貌を覗いていきま
しょう。






胎児の成長過程 発育例




子宮の「伸縮力」

 女性の子宮は、伸縮性に富んだ筋肉でできています。それは、子宮の壁が平
滑筋という縦横斜めに自由に伸び縮みすることができる筋肉でできているから
です。妊娠したとき、胎児が大きく成長しても難なく対応できるのはこの子宮
の伸縮力のおかげです。


 妊娠前の子宮の大きさは、縦約7cm、横約4cm、重さ約50gで鶏の卵ぐらい
の大きさをしていて、容積約2㎖です。それが胎児の成長などによって変化し
ていき、妊娠後期に入って一気に大きくなります。そのため、子宮は、膀胱と
直腸の間に位置していることから、膀胱が下に押されて、直腸を圧迫するなど
内臓を圧迫させて下半身の血液循環を悪くしてしまう傾向にあります。妊娠後
期に頻尿や便秘ぎみなどの症状が引き起こされるのはこのためです。


 出産まで約10ヵ月をかけて大きくなった子宮は、出産後すぐに元の大きさに
戻るわけではありません。まず、出産直後、子宮は一旦握りこぶし大に縮み、
その後少し大きくなります。そして、再び小さくなるという経過をたどり、6~
8週間かけて妊娠前の状態に戻っていきます。


 子宮は、妊娠過程において最終的に胎児を収容するほどに変貌を遂げること
から、その伸縮力は絶大といえるでしょう。



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胎児の成長過程 発育例 [健康]

胎児の成長過程 






受精卵から胚子・胎児へ 着床から受精後



 受精後8週以後の胎児期は、ほぼすべての器官が形成される重要な時期で、
大きな変化を遂げていきます。



胎児の発育例

時期      発育例
8~11週  ・尻尾が完全になくなり、頭・足・胴が分かれて3頭身になる
       ・肝臓や胃、腎臓などが働きだし、胎児は羊水を飲み、尿を排せつしはじめる
       ・心音が聴取できる

12~15週 ・器官形成が終わり、骨や筋肉が発達していく
       ・男女の外性器ができる
       ・羊水の量が増え、手足を動かすようになる

16~19週 ・骨格筋が発達し、胎動(羊水の中で自由に動き回る)がはじまる
       ・髪の毛が生える
       ・心音がはっきりする

20~23週 ・皮膚の表面に胎脂(皮膚からはがれた細胞や皮脂腺からの分泌物が混じった
        もの)が分泌される
       ・臓器の機能側成熟し、体の細部が発育していく
       ・体の末端まで筋肉がつき、大きく体を動かすようになる

24~27週 ・脳の発達が進み、体全体の機能をコントロールするようになる
       ・羊水の中で回転して自分で向きを変えられる
       ・耳や目で得た情報を脳へ送る伝達経路が完成する

28~31週 ・心臓や肺、腎臓などの内臓器官や脳などの中枢神経の機能が充実してくる
       ・聴覚がほぼ完成し、外の大きな音に反応するようになる
       ・母体の骨盤の中に、大きな頭やおしりを入れて、縦の向きになる

32~35週 ・体つきがふっくらして、外見的に新生児とほとんど同じようになる
       ・胎児を保護する作用がある胎脂で全身が覆われる
       ・35週ころになると肺の機能がほぼ完成に近づく

36週~   ・腎臓機能が成熟して、肌は張りのあるピンク色になる
       ・皮下脂肪がしっかり付き、ふっくらした体つきになる
       ・顎を胸に付け、膝を腹部に引き寄せた姿勢を取る



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受精卵から胚子・胎児へ 着床から受精後 [健康]

受精卵から胚子・胎児へ 










卵子と精子の“出会い”の力



 卵子と精子が出会うこと(受精)で、1個の受精卵になります。受精卵は、2
分割、4分割、8分割、16分割と分裂を行ないながら、精子が旅してきた道とは
逆の道をたどり子宮へと戻っていきます。このとき、卵管から子宮までの道の
りでは、卵管の内側の絨毛によって運ばれていきます。受精卵は、卵管を進ん
でいる間も盛んに分裂を続け、やがて桑の実に形の似た「桑実胚」と呼ばれる
細胞の塊になります。さらに細胞数が100個前後になると、内側に空洞が生じ
て「胚盤胞」になります。
 胚盤胞は、将来胎児になる細胞(内部細胞塊)と将来の胎盤をつくる細胞(栄
養外肺葉)から構成されます。内部細胞塊は、子宮内膜に付着し、胎盤の原型
といえる栄養膜合胞体層を形成し、母体の血液から酸素や栄養素を受け取るよ
うになります。やがて、胚盤胞は、子宮内膜を浸食するように潜り込んでいき、
子宮内膜に着床が完了します。ここまでの受精から着床までの期間は、約1週
間程度です。
 着床が完了すると、胚盤胞の内部細胞塊は、内部に卵黄嚢(胎盤が完成する
までの間、胎児が成長するために必要な栄養素を供給するための袋)と羊膜腔
(羊水を満たす空間)を持つダルマ状の形状をつくり出します。このダルマの
首の部分は「胚盤」と呼ばれ、後に胎児となります。


 胚盤は、受精後8週以後になると胎児と呼ばれますが、胎児になるまでの間
は胚子と呼ばれます。受精後4週に入ると、平らな円盤のようなものから生物
らしい外見に変化していきます。胚子は次第に折りたたまれていき、卵黄嚢か
ら栄養素をもらい、目となる水晶体板や腕となる上肢芽などさまざまな臓器や
組織の原型が形成されていきます。また、卵黄嚢の一部は、胚子へと取り込ま
れ、前腸、中腸、後腸となり、それぞれから消化管の原型が出来上がって
いきます。




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卵子と精子の“出会い”の力 [健康]

 私たちの生命の誕生は、1~4億個の精子がわずか1個の卵子を目座右レース
によって幕を開けます。精子が卵子にたどり着くことができれば、その精子は
卵子とともに新たな生命を育むことができるのです。
 生命の誕生追うために、まずは卵子と精子の構造からみてきましょう。





卵子と精子はどこでつくられる?~生殖器の構造~ 女性、男性の構造




<卵子と精子の構造>
●卵子の構造
 卵子は、胎児の成長に必要な栄養素を多く蓄える力に特化した細胞です。大
きさは、0.1~0.2㎜で人体最大の細胞です。中央には透明帯で包まれた卵黄と
核があり、顆粒膜細胞が放射状に取り巻いています。核には、母親の遺伝情報
が詰め込まれています。




●精子の構造
 精子は、運動能力に特化した細胞です。大きさは、0.05~0.07㎜で、頭部、
中間部、尾部の3つの部分に分けられます。頭部の先体には、卵子の顆粒膜細
胞と透明帯を溶かすための酵素が含まれていて、受精の際、精子はこの酵素を
使って卵子と融合します。核には、父親の遺伝情報が詰め込まれています。中
間部には、大量のミトコンドリアが、らせん状に巻き付いていて、精子が運動す
るためのエネルギーを供給しています。尾部は、鞭毛でできていて、ミトコン
ドリアからのエネルギーで運動し、力強い推進力を生み出します。

 では、卵子と精子は、どのようにして出会い、受精に至るのでしょうか。




<卵子と精子の出会いの力>
 卵子と精子の出会いの力には、「精子の推進力」と「卵子と精子の数」が関係
しています。



●精子の推進力
 卵子は、卵巣から卵管に向けて放出されます(排卵)。基本的に、排卵は月に
1度、左右1つずつある卵巣の一方で起こります。一方、精子は膣内に放出され
ます。精子は、卵子を求めて子宮と卵管という広大な空間を旅することになり
ます。
 陰茎から射出される精子の数は、1回の射精で1~4億個です。卵子との出会
いの場である卵管(卵管膨大部)に到達するまでには、いくつものハードルが
待ち構えています。
 精子が放出される膣内は酸性であるため、精子にとって生存しにくい環境で
す。さらに女性の体は、外部から入ってきた病原菌などと同様に精子を異物と
してとらえてしますため、精子は免疫細胞である白血球から攻撃を受けます。
 また、精子の中には推進力が弱く、その場で止まってしまうものや途中で力
尽き、卵子のもとへと到達できないものがいる中、長い旅路を終え、ようやく
卵子の待ち受ける卵管膨大部に到達できる精子は、結果として数百個に過ぎま
せん。そして、精子は一斉に卵子に群がり、先体から酵素を放出することで、
まず顆粒膜細胞のバリアを溶かし、次に最後の砦である透明帯のバリアを溶か
します。この過程でも多くの精子が力尽き、消え去っていきます。
 そして、精子の頭部が卵子の内部に接触した瞬間、精子の頭部だけが切り離
されて卵子の中に入り、受精が成立します。同時に、卵子の周囲には膜が張ら
れ、ほかの精子は侵入することができないように強力なバリアがつくられます。
 このように、推進力の優れた精子が、過酷なサバイバルレースをくぐり抜け
て、やっと1個の卵子と出会う(受精する)ことができるのです。



●卵子と精子の数
 卵子は、生まれる前の胎児のときに一生分の数がつくられます。受精後4ヵ
月ころになると、卵子の数はピークとなり、その数500~700万個です。しかし、
その後は自然に消滅していき、新生児として生まれるころにはすでに100~200
万個程度に減少しています。そして、思春期になり月経がはじまると、卵子は
毎月1個排卵されますが、排卵時以外にも毎日数十個のペースで消滅します。
 一方、精子は、年齢を重ねるにつれ、ホルモン活動が低下するため、造精能
力は落ちてしまいますが、胎児からはじまり生涯にわたってつくられ続けます。
 このように、卵子の数には限りがありますが、精子の数には限りがありませ
ん。そのため、卵子の数が減少すると、精子との出会いの確立が減ってしまい
ます。
 また、精子は、卵子の顆粒膜細胞と透明帯という卵子のバリアを突破するた
めに、射精時に一定の数が必要とされます。



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卵子と精子はどこでつくられる?~生殖器の構造~ 女性、男性の構造 [健康]

卵子と精子はどこでつくられる?~生殖器の構造~


呼吸の温故知新・・・ヨガ、禅、ピラティス


 私たちの生命は、卵子と精子が出会い、受精卵になることではじまります。
たった1つの受精卵が母親の胎内で分裂を繰り返すことによって、胎児が形づ
くられていきます。この成長過程は、かつて私たち一人一人が例外なくたどっ
てきた道です。受精卵から胎児成長までの劇的な変化は、まさに生命の奇跡の
連続なのです。
 では、まず新しい生命を生み出す器官である生殖器の構造からみていきまし
ょう。






<女性生殖器の構造>
 女性生殖器は、外性器と内性器に分けられます。外性器は、「陰核(クリトリ
ス)」「小陰唇」「大陰唇」などで構成されています。陰核は、男性生殖器の陰茎
に相当します。小陰唇や大陰唇は、尿道口や膣口を覆って衝撃や細菌から守る
力があります。
 一方、内性器は、「卵巣」「卵管」「子宮」「膣」などで構成されています。卵
巣は、左右に一対あり、卵子を育てて排卵する力や女性ホルモンを分泌する力
があります。卵管は、約10cmの細長い管で、卵子や精子の通り道になり、受
精の場となります。
 子宮は、縦約7cm、横約4cmの袋状の器官で、直腸と膀胱の愛台に位置してい
ます。子宮の壁は、内側から子宮粘膜(子宮内膜)、子宮筋層、子宮漿膜の3
層構造になっていて、受精卵は、子宮の最も内側にある子宮内膜の壁に着床し
て胎児として成長していきます。
 膣は、外部と子宮をつなぐ管状の器官です。精子は、性交時の交接器である
膣から女性の体内に入ります。分娩時には、この膣が胎児の通り道になります。
 このように、女性生殖器は、受精・胎児の生育・分娩の場となっています。


 では、次に男性生殖器の全体像を把握しましょう。





<男性生殖器の構造>
 男性生殖器は、外性器と内性器に分けられます。外性器は、「陰嚢」「陰茎」
などで構成されています。陰嚢は、精子が一定の温度を保てるように、気温が
高いと伸び、引くと縮んで、体温を調節する力があります。陰茎は、大切な精
巣を衝撃から守るため、8枚の膜からできています。また、性交時の交接器
で女性の生殖器に精子を送り込むための力や尿を排せつする力があります。
 一方、内性器は、「精巣(睾丸)」「精巣上体(副睾丸)」「精管」「精嚢」「射精
管」「前立腺」などで構成されています。
 精巣と精巣上体は、陰嚢の中にあります。精巣は、長さ4~5cmのやや平た
い卵形をしていて、精子をつくる力や男性ホルモンを分泌する力があります。
精巣の中には、精細管と呼ばれる細い管が収められ、ここで精子がつくられま
す。精巣の上には、精子を貯蔵する精巣上体があり、精子は精巣上体で射精ま
での出番を待ちます。
 精巣上体から伸びる精管は、長さ40~60cmの細い管です。精巣上体に蓄えら
れている精子は、精嚢から分泌される分泌液と混ざり、社精管・前立腺・尿道
の中を通って、体外へ放出されます。
 このように、男性生殖器は、精子をつくり、生殖を行なうための力にかかわっ
ています。



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